出口を見据えるためにも。

あなたが、もし、
隣の席に座っている上司から、
メールのみで、仕事を
「対応よろしく。」
と送ってきたらどうしますか?
メールで了承したことを伝えますか?
そうであれば危険かもしれません。
必ず話を聞きに行きましょう。
そもそもメールだけでは伝わらない。
メールが便利になって、
オフィスで会話がなく、
全てメールでやり取りをしている、
という会社の話を聞いたことがあります。
あなたの会社はいかがでしょうか。
上司と、
同僚と、
会話はありますか?
会話は伝達手段として
優れている点と劣っている点があります。
会話は複雑なことを伝えやすく、
比較的短時間で済みますが、
(あくまで情報を共有する場合です)
抽象度が増したり、
話し手によっては内容が伝わらない、
という特徴があります。
メールであれば、
記載内容が基本的には具体的になります。
例えば、
納期を設定する際にも、
4月末もしくは4/30という表記が多く、
いつまでにやるのかが明確です。
これに対して、
会話では
「4月下旬くらいで。」
といった会話が多くされます。
「4月下旬くらいっていつだ?」
と思いませんか?
4/20~4/30の間が納期なのか、
それとも、4/20にほしいのか。
日本語は
物事を明確に示さないことの多い言語です。
そのため、
話が抽象的になってしまい、
わかった気になるという特徴があります。
この例だと、
「メールの方がいいのか?」
と思ってしまいますがそうではありません。
先ほどの例のように、
書く内容が決まっていて、
簡潔に書ける内容であればいいのですが、
案件の『目的』などを書く場合には
「背景には○○があって、
顧客は●●を言っていて、
でも本当はこう思っていて、、、」
などと複雑でわかりにくい場合が多いです。
これを誰でも理解できるようにするには、
書き手の能力にも、
読み手の能力にも、
能力が求められてしまいます。
さらに、
メラビアンの法則では
メールの文字情報だけでは7%、
電話などでの言語情報は38%、
相手の姿が見える会話では55%
の内容が伝わると言われています。
このことからも、
書き手が全てを網羅して、
わかりやすい文章を書いたとしても
伝わらない可能性が十分にあります。
その点、会話であれば、
聞き手が足りない情報を
質問することによって取りだせます。
だから、
メールで仕事を回されたとしても、
極力、顔を合わせて
その内容について話しましょう。
もし、
メールの文面から読み取った内容で
出口となる目的や目標を
間違えて認識していた場合には
結果を出せなくなってしまいます。
他の人がその内容について
深く知っている場合は
その方に聞いても問題ないと思います。
こんな視点で
行動してみてはいかがでしょうか。
このようなあなたのキャリアに必要な視点を
5/13(土)、神田で開催するセミナーで
お伝えします。
興味のある方は
ぜひ予定をあけておいてください。
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