仕事と適切な距離を取るための魔法の言葉

仕事と適切な距離を取るための魔法の言葉

あなたが、もし、

「いつも仕事が終わらない。
 仕事が終わらなくて残業ばかり。
 大事な人に会うっていうのに、
 約束があったのに
 遅れてしまった。」

なんて、ことが起きたとしたら
どんな行動をしますか?

「だってしょうがないじゃないか!
 そろそろ帰らなきゃってときに
 上司と話してしまったんだから」

という感じで最初っから
諦めてしまうでしょうか?

諦めてしまうのは非常にもったいないです。

こんなときは魔法の言葉を使ってみましょう
どんな言葉でしょうか?

それはあなたが作り出す言葉です。

そんなんじゃわからないって?

あなたが思う言葉を定義してみましょう。

「仕事とは自分にとって○○だ」

の○○を埋めるんです。

なぜか。

仕事は良くも悪くも、
1日のうち8時間程度は関わっていることです。

人によっては
もっと長いこともあるでしょう。

長時間、そのことに携わっていれば
自然とのめりこんでいきます。
のめりこみすぎてしまい、
距離感がわからなくなってしまうんです。

この距離感が近くなりすぎたときに、

つまり、

煮詰まってしまったり、
失敗して思い詰めることがあったときに

この魔法の言葉を唱えると
距離感を適切にして、
冷静に考えられるようになります。

俯瞰するための魔法の言葉の決め方

では、
どんな言葉だといいんでしょうか?

これは人それぞれ、
本当に何でも構いません。

むしろ、
頭で考えるよりも

「なんとなく」

や、

「思い浮かんだ」

というほうが
しっくりくるかもしれません。

「仕事は自己満(足)」
という方もいました。

ちなみに、
僕にとっての魔法の言葉は
「仕事は暇つぶし」
です。

最初に断っておきますが、
決して暇つぶしだからって
責任感がないわけじゃないですよ。

むしろ、
仕事は大事なものです。

暇つぶしなのに
充実させていけば、

お金がもらえる、
人に貢献できる、
社会に貢献できる、
喜んでもらえる、
成長できる、
人の成長が見れる
色々な人と関われる

など色々な良いことが挙げられます。

ですが、
僕の人生にとって
何が大事なのかと考えると
仕事は大事だけれど一番ではない。

ということです。

ずばり、
家庭あっての仕事です。

なので家庭を放り出してまで
暇つぶしの仕事をしていてはいけないんです。

あなたは余暇の時間に何をしますか?

スポーツをする、映画を観る、音楽を聴く、
本を読む、漫画を読む、、、

様々ありますが
これらと仕事は同じレベルなわけです。
(正直、仕事は少しレベルが上ですが)

逆に仕事は
良い面ばかりではないこともあります。

仕事が上手くいかない
ノルマに対してのプレッシャーが厳しい
パワハラに近い言葉を浴びせられる
人間関係が悪い
上司とコミュニケーションが取れない
残業時間が長い

なんて挙げればキリがありません。
こんなときにも
魔法の言葉が役立ちます。

暇つぶしなんだから
少し人との距離を置いて
観察してみよう

とか、

暇つぶしなんだから
仕事を変えてみよう

とか、

暇つぶしだから
思い切って休んでみよう

といったように
仕事との距離を開けて、
俯瞰して眺めることができます。

こうすることで
心が少し落ち着くはずです。

この「暇つぶし」は
あくまで僕にとっての魔法の言葉です。

あなたにとっての
魔法の言葉を考えてみませんか?

最初は何でもいいです。
例えば、「生活の手段」でも何でも。
いずれしっくりくる言葉が見つかります。

さて、何かしら
思い浮かんだでしょうか?

その言葉を踏まえて、
冒頭にあった

仕事が終わらずに
大事な人との約束に遅れてしまう。

という状況はどうでしょうか?

思い浮かんだ言葉によって
色々な想いが出てくると思います。
そうすると、

「残業をなくすために、
 次にどんな行動をとってみようか」

なんて考えにもなると思います。

ぜひ、
魔法の言葉
「仕事は自分にとって○○だ」
の○○を埋めてみて、

仕事との適切な距離を保ち
次の行動をとってみましょう。

こんな視点で
行動してみてはいかがでしょうか。




この記事を書いた人

ジュン・ナカノ
ジュン・ナカノキャリアの専門家
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