出世したくない20~30代が望むべきこと、望んではいけないこと。

出世したくない20~30代が望むべきこと、望んではいけないこと。

あなたが、もし、

「出世なんてしたくない!
 なんであんな給料で
 重い責任も背負い、
 今よりも働き続けなきゃなんないの?
 あんな管理職になるくらいなら、
 今のままのほうがいい!!」

なんて思っているとしたら、

何の分野を伸ばしていき、
何をスキルアップするか、
何のプロになるのか、決めましょう。

なぜか。

管理職になりたくない。

というのも
今の時代では正解の一つです。
どんな道を選んでもいいんです。

多様化している社会

無理して管理職になる必要はありません。

ですが、

注意すべきは
何かのプロになる必要がある
ということです。

管理職にならないということは
「ヒラ」(平社員のままでいる)ということ。

あなたが経営者だとしたら、
管理職になろうと頑張っている人と、
ヒラのままでいいと思って働いている人、
どちらに期待しますか?

圧倒的に前者ではないでしょうか?

平社員でいるにもそれなりに
覚悟が必要です。

その覚悟とは、
平社員であっても
管理職や経営層があなたのことを
無視できないくらいの存在感を示す必要があります。

存在感を示すには、自称でもいいから
プロにならないと存在感は出ません。

言ってみれば
出世 = マネジメント、経営のプロになる
です。

その道から外れていくあなたは
どんなプロになりますか?

営業のプロ、技術のプロ、
もちろん、バックオフィスのプロでもいい。

あなたは何を目指しますか?
心の底から
「やりたい!!」
と思えること、
「これなら突き詰められる!!」
と言えること、
は何でしょうか?

管理職が魅力的でない理由

管理職が魅力的ではない理由は
色々あると思います。
職場の上司が
・大変そう
・楽しくなさそう
という理由は大きいと思います。

でも、

本質的には
「社会が不安定な中での重圧」
といった理由があります。

大手日系企業が台湾企業の資本下になる。
大手メーカーが品質の問題を起こす。
大手銀行が人を減らしていく。

こんなニュースを見ていれば、

「この会社で管理職をやってどうなるよ?」

という気持ちが出てきてしまいます。

「管理職になっても安定がない。
 だったらヒラでもいいや。」

というように
会社に希望を見出せない状況が生まれています。

マズローの5段階欲求説の
2段階目の安全欲求が崩れているんです。
これでは上位にある、
社会的欲求、尊厳欲求も満足に得られません。

ましてや成長する気にはなれません。

しかし、

安全の捉え方が間違っている気もします。
会社に所属していての安全は
そもそも得られません。
会社に所属していることが
安全と考えられるのが特殊な環境です。

この変化していく社会の中で
変化せずに停滞を選ぶことは
衰退に等しいのです。

だからこそ、考えるべきは

何の「プロ」になるか

です。

おそらく、
今は会社の看板を借りて仕事をしています。

この看板がなくなったときに
あなたは何ができますか?

会社に所属して安定を目指すのではなく、
プロになり、一人の人間として生きていく。

こんな考え方をすれば、
会社により多少の待遇は違えど、
会社がなくなる。
居場所がなくなる。
なんて考えなくなります。

一人で何にでも通用する力を
求めて動き続ける。
これが一番の安定を得る方法です。

こんな視点で
行動してみてはいかがでしょうか。




この記事を書いた人

ジュン・ナカノ
ジュン・ナカノキャリアの専門家
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