嫌われるアドバイス、好かれるアドバイス。

あなたが、もし、
相手のためを思って、
自分の想いを本気で
ストレートに伝えているとしたら、
その想い、
届いていないかもしれません。
むしろ、逆効果化かもしれません。
そんなときは、
伝えるんではなく、相手の話を聴くんです。
聴いて理解したうえで
自分の意見として伝えましょう。
相手理解、これが基本。
自分の思っていること、感じていること、
様々あると思いますが、
その言葉、
ストレートに相手に伝えると
嫌がられる可能性があります。
なぜなら、
人生において正解は複数あり、
皆、正論には興味がないから。
むしろ、
正論であればあるほど嫌がられます。
正論というのは見方を変えれば複数あります。
一番の選択肢は
人の価値観や考え方によるんです。
人の価値観はそれぞれで
想いもそれぞれです。
そんな中で、
あなたの中の真実がある。
それを伝える、
しかも、「すべきだ」と伝える。
基本的に相手は嫌がります。
例として、
「あなたは若いんだから、
もっと○○会社の○○さんとして
名前を売ったほうがいい。
どんどん発表して
名前を売っていかないと。」
と言ったとします。
基本的に正論です。
特に反論しようもない。
でも、
名前を売るということには興味がなく、
商品を売るということに興味があるとしたら、
このアドバイス、うざったいんです。
自分の想いとは異なる方向性だから、
やる気は出ない。
しかも、
正論だから、特に反論する気も起きない。
残った選択肢は
無気力に、言われたことにうなずくだけです。
つまり、
あなたが培ってきた
どんなに素晴らしい経験であっても、
そのアドバイスは相手にとって
興味のないことであれば
余計なお世話にしかなりません。
だから、
まずは相手の話を聴くんです。
相手が、
- 何に興味があるのか。
- 何を目指しているのか。
- どんなことにつまづいているのか。
こういったところから、
相手を理解するところから、
スタートします。
伝え方として、強要はNG。
まずは相手を理解する。
ここからスタートしたとして、
相手の興味に一致することを
アドバイスとしてできれば、
喜んでもらえる可能性が高いです。
でも、
この時にも注意が必要です。
それは、
相手の表情を観るということ。
アドバイスしている自分に酔ってはだめですよ。
相手の表情が曇ってないか、
よく観てくださいね。
特に、
「○○すべき」
という表現の後は要注意です。
なぜなら、
人には思い込みによって
気付かぬうちにブレーキを
かけていることがあります。
興味があっても、
正しいことであっても、
拒否反応が出ることがあるんです。
だから、
伝え方として、あくまで
「自分は、こんな考え方をしている。
参考になればしてみるのがいい。」
という、あくまで自分は経験がある、
と伝えるのが抵抗感なく、
受け入れてもらえます。
あなたは行動してますか??
最後に、
厳しいかもしれませんが、
アドバイスは”絵に描いた餅”に
ならないようにしてください。
アドバイスが考え方の部分だけであれば
問題ないかもしれませんが
行動が必要になる場合、
あなたがその行動をしたことがないのに
勧めてしまうと
「他人事だと思って。。。」
という気持ちが相手に生まれます。
だから、
アドバイスは、
行動したことや経験談として
伝えていきましょう。
まとめ
どんなにあなたが素晴らしい
と思っている考え方でも
相手のことを理解せず、
土壌が整っていないうちには
相手にあなたの思いは届きません。
まずは理解し、
相手の表情を観ながら、
自分の経験を伝える。
こんな視点で
行動してみてはいかがでしょうか。
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