会社に望む、ではなく、自分が望む。

会社に望む、ではなく、自分が望む。

あなたが、もし、

別の会社に勤めている友人と話して、

「給料も高いし、働きやすそう。
 うちの会社なんかと比べ物にならない。
 転職したら、そんな生活送れるのかなぁ」

なんて思っているとしたら、

まず、
自分が理想としていることを
書き出してみましょう。

現在と理想に点数をつけるんです。
けっこう、理想って
頭の中だけだとボヤけているものです。

年収はいくらで、
勤務地はどこで、
就業時間は、、、フレックス制度は、、、
仕事内容は、、、
どんな上司、同僚と働き、、、

と書き出した後に、
今はどの程度満足しているか、
客観的にみてみましょう。

会社に全てを求めるのは難しい

「あなたの理想の働き方に
一番必要なことは何ですか?」

と聞かれたら、
なんと答えますか?

年収ですか?
ワークライフバランスですか?
やりがいですか?
同僚との関係でしょうか?

それとも、

全部。
ですか?

正直、
全部ほしいですよね。

でも、
必ずといっていいほど、
今働いている会社には不満があります。

でも、
その『不満』、
何がどう不満なのか
説明することができますか?

「給料が安い!」

であれば、

「いくらほしいのか?
 また、それはなぜか?」

まで説明できますか?

人間はもやっとした不安を
過剰に大きく感じてしまいます。

だから、
現在の状況を理想から考えて
点数化してみてください。

おそらく、
年収さえよければどれだけでも残業できる。
なんて方はいませんよね。

何かの要素が飛び抜けていても、
自分が大事にしていることが欠けているのでは
満足度は低くなってしまいます。

例えば、
下記の項目を
10点満点(理想の状態)として
現状何点なのかを判断します。

項目は

・給料
・勤務地
・就業時間、福利厚生
・同僚
・上司
・成長
・やりがい
・仕事の内容
・社会貢献の度合い

です。

これをすることで
満足度が高いのか低いのか見えてきます。

着目したいのが、
もちろん点数の低い項目です。

ここを改善できれば、
大きな満足度改善ができるかもしれません。

ただし、
注意しなければならないのが、
その項目が
「自分が行動することで変わることなのか」
ということ。

例えば、
福利厚生は特に会社に依存する項目です。
会社が定めた制度なので
その制度を持つ会社に転職すれば
得られるかもしれません。

逆に、
会社が定めた制度ということは
業績悪化などで
改悪されることもあるということです。

これを求めて、
転職するとなると運の要素が強くなります。
また、
他にリセットされる項目も出てきます。

同僚、上司など、
人間関係は必ずリセットされますね。

それで必要な考え方は、

「現状の満足度がどの程度なのか、
 要素としてあげたいのはどの項目か。」

「その項目をあげるためには
 行動できることはなにか。」

です。

求めていることが明確であればあるほど、
解決するための行動が生まれやすくなります。

点数化することは
自分を客観視できるので、
隣の芝が青く見えたとしても
羨ましいと思うことはあっても
焦るといったことはなくなりますよ。

こんな視点で
行動してみてはいかがでしょうか。




この記事を書いた人

ジュン・ナカノ
ジュン・ナカノキャリアの専門家
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