上司に決断させる。

あなたが、もし、
「この仕事、めんどくさい!
なんで上司はわかってくれないんだ」
と思っているとしたら、
伝え方を変えましょう。
なぜか。
めんどくさい仕事はいくらでもあります。
というより、
仕事は一般的にめんどくさいものです。
だから、
ただめんどくさいのでなく、
非効率であるとしたら、
何がどう非効率なのか、
具体的な数字で示す必要があります。
決断のための根拠とメリットを
あなたの上司は、
『決断』をする上司ですか?
管理職の持つ権限として、決裁権があります。
それと同時に、
責任も発生しています。
業務効率化するにしても
上司の決断が必要なことが多いですが
物事を決める上司ばかりではありません。
そもそも、
管理職の仕事として、
決断、物事を決めていく、
というのが仕事だと思っていない人もいるでしょう。
だからといって、
決まらないから進めなくていい。
今まで通りの手順を踏んでいればいい。
とはなりません。
ではどうするのか。
まず、当たり前ですが
「決めてください。」
と言ってみてください。
意外に、
直接言っては角が立つと思い、
伝えていない可能性があります。
決めるのが仕事と思っていない人に
遠まわしに言っても、
おそらく伝わらないでしょう。
だから、
まずは伝える。
決断をする上司であれば、
ここから、
「どういうことなんだ。情報がほしい」
という流れになると思いますが
そうでない場合が多いです。
こんなときには説得力が必要になります。
上司に判断するだけの材料がないのです。
やはり、
説得する材料は、
具体的であり、メリットを示す
といいですね。
つまり、『数字』が必要になってきます。
例えば、
めんどくさい作業では、
Aという重い物を運ぶ必要があるため、
一人では作業ができない。
必ず、二人以上が必要になってしまう。
しかも、
そのその作業時間は1回に30分かかる。
2人分と考えると60分が必要で
頻度としては週に1度。
となると
この業務を効率化することができれば
4-5時間/月に
それ以外に使えることになる。
その効率化のための手順も考えてあり、
半年に一度の使用頻度であるBを移動して、
その開いたスペースにAを置く。
そうすることで、
今まで取りかかれなかったプロジェクトに
月に5時間確保でき、
コンスタントに進めるようになる。
といったように、
どのくらい無駄になっているか、
具体的にどうするか、
その無駄を省くことで
どんなメリットが生まれるのか、
上司にプレゼンが必要になります。
そこで頷いてくれれば、決断に至ります。
だから、
無駄な作業を省けると思ったのであれば、
数字を集めて、
上司にプレゼンをしてみましょう。
この形になれば、
たとえ、思った方向に進まなくても
なぜできないのか答えてくれるでしょう。
こんな視点で
行動してみてはいかがでしょうか。
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