お得感じゃなく、価値。

あなたが、もし、
会社の補助や福利厚生で、
「英会話を利用しようかな。
会社が補助を
出してくれるのならお得かな?」
と思っているのであれば、
お得感ではなく、
その福利厚生で得られるものは何か、
しっかり見定めましょう!
現在から未来をイメージして、
どんな変化を求めているのか、
未来への価値になるのか、
判断しましょう。
お得かどうかではない。
会社で僕のもとへメールが届きました。
——————————————————
指定の英会話教室に通えば、
会社補助で自己負担が25%で済みます。
3か月20回コース
自己負担額:●●円
条件:TOEICを受講すること
コース:http://xxxxxxxxxx
——————————————————
ざっくりとこんなメールです。
このメールを見たとき、
まず思ったのは
「お得なのかな?」
です。
金額に目が行きました。
そして、
その時点で「いらない」、
と一時判断。
その後の
「3か月で20回」
という文面。
この時点で
「間違いなく、いらない。」
の判断。
お得でもないし、
短期間では身に着かないと思っている。
(完全に僕の個人的な意見です。)
このままだと
必要ないで終わってしまいますね。
では
ここで視点を変えてみましょう。
このメールをじっくり見て思うことが
この英会話教室で
どんな姿になれるのか、
全く書いてません。
更に、
これを受けることで会社で
どんな存在になってほしいのか
も書いていません。
メール中にリンクが貼ってあったのですが、
そこを見ても、わかりませんでした。
(この記事を書きながら、
「僕もこんな書き方したことあるなぁ」
と思い当たる節があります。)
どんな姿になれるか、
ここが一番のポイントなんです!
例えば、
あなたに英語が必要だったとします。
でも現状では何も行動できていません。
そんなときに、
会社補助の話がきたら嬉しいですね。
この話に飛び付きましょう!
とはなりません。
まずは
会社補助を使って、
あなたがどうありたいか、考えます。
英語が必要だったとしても、です。
TOEICで良い点数を取る
自分になりたいのか、
外国人と臆することなく
会話する自分になりたいのか、
ビジネス英語を学び、
海外で電話会議をする自分になりたいのか、
(更に先の未来を考えられると最高です!)
これに会社補助の内容が結びつけば、
ここでようやく、
受ける価値ありとなります。
でも、
文面に、
「どんな姿になれるのか」
という記載がないので、
反応できる人はぐっと減ります。
だから、
自分で考える必要があるということです。
少ない情報からでも
どんな要素の含まれている内容か、
あなたの未来に価値ある内容か判断する。
判断できないようであれば
必要ないと考えていいと思います。
お金を払い、学びに行くんです。
お得だろうと何だろうと
投資の考え方でなくてはいけません。
お金だけでなく、
時間も使うことになります。
あなたの未来にとって、
価値あるものなのかどうか、
あなたをありたい姿に導くのか、
よく考える必要があります。
まとめると、
現状から、
未来のあなたがどんな姿になっていたいか
を考える。
そこに会社補助で
受けられるサービスを利用して
その姿になれるかどうかを判断する。
という行動が必要になります。
こんな視点で
行動するのはいかがでしょうか。
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