出世は人から与えられた道。

出世は人から与えられた道。

あなたが、もし、
 
「会社で出世してやる!」
と思って、身を粉にして働いている。
 
のだとしたら、
 
一度、自分の人生について
振り返ってみるのもいいかもしれません。

その時に、
自分の人生には仕事以外ない。
出世競争から外れたら、
何もすることがない。

となったら、要注意です。

『出世』ではなく『人生』。

あなたは出世したいですか?

出世もいいですよね。

給料は上がる。
責任は増える分、やりがいも増す。
部下ができ、
その部下の成長も感じることができる。
自分でビジネスを作り上げることができる。

色々とできることが増えていきます。

しかし、
その中で、
出世「だけ」に
こだわってしまうと少し危険です。

出世ばかり気にしてしまうと、
コースアウトしたときに
「何をしていいかわからない。」
といった状況が生まれます。

出世コースは、

最初は500人、
その中から200へと減らし、
更に50人へと減らし、
最後には数人となる。

いつかそのコースから外れるのが普通です。

出世を目指して頑張るのが
悪いというわけではありません。

目的が、ゴールが、
出世だけ

になると危険なのです。

社会人になると
それまで学んできたことや
経験したことから
自分の人生について考え始めます。

そこで
ああでもない、こうでもない、
と自分について色々考えるのですが、

出世コースにうまく乗った人は
自分の人生について
考える必要がありません。

出世コースはある種、
難関校の受験に似ています。

用意された試験(コース)があり、
一番うまくクリアした人が
合格(出世)する。

社会人で
嫌でも人生について考えてしまうところが、
学生のように
人につくられた道であるために
考えなくても進めてしまう。

でも、

そんな状態から、
出世コースを外れると一気に
整備されていない、
道なき道を歩き始めることになります。

今まで用意されてきた道を進んできたから、
自分で道を作る
ということが分からないんです。

道がないことで、
不安でしょうがないし、
どうしていいかわからない、
自分の人生がなくなったようにすら
感じてしまう。

だから、
出世を目指すのは悪くないですが、
目的が出世だけにならないように、
自分の人生を
見つめ直してみてはいかがでしょうか。

もし、
出世コースから外れたとしたら、
それがあなたの人生を
見つめ直すチャンスだと思ってください。

あなたはどんなことで感情が動くのか、
あなたの価値観がわかると
人生が違う角度から見れるようになります。

こんな視点で
行動してみてはいかがでしょうか。




この記事を書いた人

ジュン・ナカノ
ジュン・ナカノキャリアの専門家
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