データは使うことで価値を持つ。

あなたが、もし、
上司から、
ただデータだけを送られ、
上手く有効活用できなくて困っている
のだとしたら、
そのデータを見て
どう思ったかだけでなく、
データから行動プランまで立て、
提案しましょう。
データのままではただのデータ
上司から、
参考データが飛んでくることが
あるんですね。
そのデータを見ても、
上司が何を示したいのか、
わからない。
○○ではないだろうか。
という推理ゲームが始まります。
そんな時には、
データを見て、
何を思ったかで終わりではなく、
データから考えた、
具体的な行動プランまで立てましょう。
なぜか。
それはデータは見せ方によって、
いかようにも見ることができます。
様々な解釈ができてしまうんです。
逆に言えば、
あなたが
「このデータから、
○○ということが言えると思います。」
と説明したとしても、
相手から、
「いや、こんな見方もできるんじゃない?」
と言われてしまいます。
しかも、
この意見、二つとも正しいんです。
見方によっては見えるんです。
色んな見方ができることについて、
どっちが正しいのか、
と議論を交わしても意味がないですよね。
例えば、
日本では、
中学、高校と6年間、
教科として英語を学ぶ。
というデータがあれば、
(データらしくないですが。)
6年間は時間的に十分なはずなのに
話せるようになっていないから
内容が悪い。
とか、
基礎的な内容はすべて網羅できている。
この基礎から更に積み上げていくには十分だ。
といった意見が出てきます。
賛否両論あるかと思いますが、
どちらも思っている人はいます。
完全に否定できないし、
どちらかが完全に正しい、
とは言えません。
このデータだけを送ってくる場合、
上司が何を言いたいのか、
わからない状況です。
おそらく、
上司は深く考えられていないです。
だから、
データから
その先の具体的に何をするか、
といった行動プランまで立てて、
進めてしまいましょう。
行動プランまで示すと、
一貫した一本の線になります。
見方という『点』の話だけであれば、
反論しやすいですが、
『線』となってつながっているものに
点レベルで反論は入りにくい。
なので、
もし、提案する内容が
最初に上司が思っていた内容と違っていたとしても
関係なくなるんです。
しかも、
今後、何をしていくか、
という行動につながる
建設的な話し合いになります。
こんな視点で
行動してはいかがでしょうか。
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