三年間の重み。

三年間の重み。

あなたが、もし、

今の会社をもう辞めたい、
この会社で成長なんてできないし、
もう辛い!

でも、

まだ働いて3年経ってないし。

3年経っていないと
職歴には書かなければいけないけれど、
経験としてみなされるのか心配。
どうしよう。

と思っていたら、

本当にやりたいことはなにか?

と自分の心に問いかけ、
ノートに書きだしましょう。

一人前になるための10,000時間

『石の上にも三年』

という言葉がありますが
どんなことでも、
3年間耐えて続けた方がいいのでしょうか?

3年間という月日は
1095日あります。

これで1日に9時間、
そのことに時間を割くと
約10,000時間です。

10,000時間の法則
という理論があります。

どんなことでも
10,000時間を費やせば
一人前になる
という目安の時間です。

時間だけが成長の尺度ではないですが
一つの指標になります。

この3年間と10,000時間というのは
ほぼ同じ時間と考えてもいいのです。

この時間を費やせば、
どんなことでも
一人前になれるのです。

この一人前になれる時間に、
辞める理由を考え続けて
働くのはもったいなくないですか?

でも、

こんな法則があるから、
辛い中でも
未来に目を向けて
頑張っていきましょう。

なんて言うつもりはありません。

目指していないところに
三年後に到達しても
嬉しくないですよね。

目指していないところに行きたくない。

だから、

会社を辞めて転職することにした。
問題ないことです。

でも、辞める前に
自分のやりたいことを
明確に書き出してみましょう。

なぜか、

会社を辞めたい理由は
いくらでもあると思います。

上司と馬が合わない。
仕事が面白くない。
評価されない。
うまく結果が出ない。
給与が低い。
残業が多い。

会社員として
仕事をしているうえで、
不満がゼロの人なんていません。

なにかしら不満があります。

その不満だけに着目して、
辞めてしまうと、
自分の中で逃げたという印象が強くなり、
積極的な姿勢がなくなってしまいます。

これに対して、
やりたいことを書き出すことで、
未来に向けた要素が加わるため、
見え方が全く変わってきます。

また、
今の環境の中でも
得たいもので得られるものが
見えてくるかもしれません。

書き出す内容は、
やりたいことを叶えるために
今、得ていない時間をつくる、お金を稼ぐ、
といった理由でもいいんです。

家族のために時間をつくる、
家族のためにお金を稼ぐ。

どちらも素敵なことですよね。

これを叶えるために転職した。
何も問題ありません。

ポイントは、

現状が○○という不満だから辞める、

ではなく、

自分が○○をやりたい(なりたい)、
そのために○○が必要だ。

といった逆算思考をすることです。
さらに、できるだけ
具体的な数字にするのが望ましいです。
(家族との時間を毎日2時間増やす。など)

この逆算思考がないと、
動いてみたものの、

結局、会社を移ってみたものの
なんとなく自分と合わない。

という辞めるための理由を
簡単に探し出してしまいます。

三年という期間は
スキルを身につけるのに
貴重な時間です。

今の仕事のその先に
明るいことが待っているのであれば
そのまま楽しい未来を想像して
行動していきましょう。

逆に、
今の仕事の三年後を
想像もしたくないのであれば、

まずは
自分が望んでいることは何か、
問いかける。

それで、
これからの三年で
得たいスキルを得られるように
行動を選択していきましょう。

こんな視点で
行動するのはいかがでしょうか。




この記事を書いた人

ジュン・ナカノ
ジュン・ナカノキャリアの専門家
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