あなたを必要とするニッチな業界

あなたは
自分が活躍できる得意な業界に憧れますか?
憧れますよね!
得意な業界で力を発揮する!
でも、
活躍できる場は
得意な業界なのでしょうか。
本当に活躍できるのは
あなたの能力を求めている業界です。
ニーズとシーズのミスマッチ
誰もが得意分野を持っていますよね?
あなたも当然、
「これなら負けない!」
ということがあると思います。
それを使って働くことを考えてみる。
すると
メインな業界だけしか
思い浮かばないのではないでしょうか。
ITが専門であれば
IT企業しか思い浮かばないというように。
先日、
某大手IT企業の人事の方が
「今、うちの会社で求めているのは
ITよりも電気関係の人だ。
そういった資格を持っている人が
必要なんだけど
IT企業だからかなかなか来てもらえない。」
と、言っていました。
想像できると思うんですが、
IT企業で必要なのは
IT関係者だけではないんですね。
ITはメインの仕事かもしれないけれど
他にも様々な能力を持った人が必要とされます。
だのに、
電気関係に従事している人は
基本的には電力会社などの
電気がメインの業界しか思い浮かびません。
少し考えてみてください。
AとB、どちらが
あなたを必要としますか?
そして
あなたの価値が高まるのは
AとB、どっちですか?
A.
電力会社で電気関係の
仕事をしている技術者が1000人いる。
あなたはこの中の一人です。
B.
IT企業で電気関係の
仕事をしている技術者が10人いる。
あなたはこの中の一人です。
「B」ですよね。
電気関係者からするとかなりニッチな業界です。
同じ能力なのに業界が違う。
それだけで、競合が減ってくるんです。
でも、
電気関係で働いているとしたら、
他のどこで求められているか、
なんてわからないんですよね。
そんなところあるの?
と思うでしょうが、
あなたを必要としている人は必ずいます。
あなたがその情報を持っていないだけです。
情報量自体も少ないため、
一般的な考え方をしている人には届きません。
あなたが電気会社で働いていて、
転職を考えたとします。
そのとき、
どんな条件を伝えますか?
『安定した大手の電気関連の会社』
と伝えますか?
この条件を聞いたら
「別の業界なんだけど、、、」
と紹介されることはまずありません。
自分でキャリアを
狭めてしまっているのと同じです。
だから、
あなたに必要なのは
・あなたを必要とする企業の情報
・別の業界に踏み出す勇気
この二つが必要ですね。
相談する相手に、
「本気で必要とされている会社で働きたい。
別の業界でもいい。」
と伝えてみるのがいいかもしれませんね。
こんな視点で
行動してみてはいかがでしょうか。
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