問題解決には徹底的な○○集め

問題解決には徹底的な○○集め

会社で様々な問題があると思います。

売り上げが上がらない。
顧客がクレームばかり。
社内の手続きでのトラブル。

解決のために行ってほしいのが
徹底的に事実を集めること。

事実をベースに
話を進めていかないと
最後はふわっとして
納得のいかない結果で
終わります。

事実は課題そのもの

例えば、

メインの商品を購入してもらうと
継続的に買ってもらえる商品が
他国では売り上げが1年後、
約50%に低下してしまう。

という問題があったとします。

このときに
このデータだけを基に
日本も対策をしようとすると
上手くいかない可能性が高いです。

なぜなら

事実となるデータが
足りていないからです。

このデータの情報量では
ごくわずかの情報しか読み取れません。

それなのに
この情報が
日本も同様の傾向と思い

話を進めていくと
間違いなく
腹落ちしない結果となります。

話を進めていっても
全て推測になってしまうんです。

・価格が高くて買わなくなったのではないか
・訪問回数が足りず買わなくなったのではないか
・商品の質が悪いのではないか
・etc

悪い意味で無限の広がりを見せますね。

結果、
改善プランは
「効果があるかわからないけれど
 とりあえず○○をやってみて様子を見よう。」
となります。

これがもしも
7つの習慣でいう
第2領域だった場合、
価値あることと認識して
力を割けるでしょうか。

間違いなく、
途中で行動できなくなります。

行動しても実感がわかず
無意味なことをしているように
感じてしまうから。

ではどうすればいいのでしょうか。

まずは徹底的に事実を調べることです。

他国では1年で約50%下がる。
では日本ではどうか?

まずは
顧客をよく知っている営業から

情報をもらおう。

まだ情報が足りない。
顧客に直接フィードバックをもらおう。

これで集まった事実が

・他国ほどではないが
 日本も1年後に30%下がっている。

・顧客への連絡の回数が少ない場合に
 80%の顧客で減っている。

・アフターフォローが悪いと
 ○○会社の人に言われた。

・ある商品は競合のほうが優れている
 というデータが出ていた。

となれば、
それぞれに対して対策がとれます。

そもそも

事実が足りない段階と
判断したら
事実を得るための行動をしましょう。

こんな視点はいかがでしょうか(^^)




この記事を書いた人

ジュン・ナカノ
ジュン・ナカノキャリアの専門家
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